滝沢歌舞伎2017 ~今年の滝沢歌舞伎も最高だった~

ありがたいことに、今年も滝沢歌舞伎を観劇することができました。昨年は、坂本名義でA席が当たりましたが、今年は母の三宅名義が活躍してくれました。2階ですが、S席の当選。2階の正面、すごく観やすくて大満足です。

 

入り口は、こんな感じ。 

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昨年に比べて若干こじんまりしてます。

 

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劇場入口は、桜がたくさん咲いてて綺麗でした。

 

今年の公演は、ベースは昨年の演目で、ところどころ演出が変わってます。

気になったところの書き出し。

 

※この先ネタバレあります。

 

オープニング

昨年と変わって、「春の踊りは、よぉ~いやさー!」の時には、Jr.が全員舞台上にいました。

OPの映像、今年は2階正面だったので、よく観えました。このOP映像、否応なしにテンションぶち上る。

 

Maybe

Jr.がザッと道を開けて、健くんが登場。かっこいい。

今年も昨年に引き続き、Jr.の 林 翔太くんと 佐久間 大介くんがバックにつき、V6の『Maybe』を披露してくれます。

昨年は、健くんがケガで演出を変えるというアクシデントがあったので、当初の振りの踊りを見ることは叶いませんでした。

 

今年は!観れました!!健くんかっこいい!!

世界観をきちんと確立させ、劇場の空気を完全に掌握し、自分を魅せる姿は、やはり20年選手なんだなぁ。ミディアムテンポで、足でリズムをとってるだけでも、様になる。

 

そして、バックにつく二人も、素晴らしい表現者です。健くんを引き立たせながらも、自分を魅せる姿に、思わず目を奪われます。

林くんは、パフォーマンスに忠実で、感情を内に秘めた踊り。一方、佐久間くんは、バックでありながら、自分の世界観がつくられていて、見る人をその世界に引き込みます。佐久間くんの踊り、見ててすごく楽しいんです。健くんが「陶酔してる」と、表したのも頷けます。林くんは「顔が可愛い」と、最近我が家で大人気です。

 

蒼き日々

健&タッキーの新曲。

一言で言うと、最&高。

ンアアアア最高!!最高が過ぎる!!!昨年から今まで『Love』推しでしたが、これを聞いて『蒼き日々』担になる勢い。これだけで、12,000円がチャラになる。実質タダ。それくらい最高だった。

 

何が最高なのか。

健&タッキーの歌と踊りが堪能できる

タッキーは、余裕のある踊り方。健くんは、キレッキレだった。でもちゃんと調和してる。早く繰り返し観たい。

 

バックにつく、Snow Manと女性ダンサー

すっっっっごい美しかった。赤い衣装が綺麗で、舞台が鮮やかです。単純に、引きで見たとき、バランスが良くて、とにかく美しかった。

 

舞台装置の使い方がイイ

舞台装置を巧みに使ってる。舞台装置の有効活用!舞台装置も主役!

記憶がおぼろげで、どんな風に舞台装置を使っていたのか、詳しく説明できないけど、とにかく良かった。舞台全部を惜しみなく全て使ってたのは覚えてる。

 

2番が本番

2番から全員が、円状に動く舞台装置の上乗り、外側を向いています。この時、ケンタッキーだけ高い位置の台で、歌ってます。

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あまりにもヘタすぎて、貼るのやめようと思った。イメージだけ伝わってほしい… 

 

舞台が動き、ちょうど観客の正面に来た時、Snow Manと女性ダンサーが踊りだします。ロダンスのリレーのようで、本当に綺麗だった。

2番か大サビの前か忘れたけど、外側向いてたケンタッキーが、向かい合って歌ってることに気付いて、もうなんかグッときました。

 

ホントに記憶が曖昧で悔しいけど、最後に鳥肌が立つくらいゾクゾクしたことだけは、ちゃんと覚えてます。

これは、ぜひ前景でも観たい。特典映像で全景を入れて下さいと、メールしなければ。

 

4剣士

4…剣士だった…?私の記憶では3剣士だったんだけど、誰を忘れてるんだ…。

赤の剣士のタッキー、青の剣士の健くん、緑の剣士の室くんは、分かる。あと…どなたが…?(ごめんなさい)

 

ケンタッキーが花道に消えたと思ったら、小さい子供の頃の二人(ちびっこJr.)が出てきて、タイムスリップしたような気分に。赤と青の剣士は、2幕の『鼠小僧』のケンタッキー兄弟を、彷彿とさせられました。

 

緑の剣士の 室 龍太くんは、関西ジャニーズJr.です。予習がてら、関西ジャニーズJr.の番組『まいど!ジャーニ~』を見ましたが、その時の印象と全然違う…。関西弁の大きな声で、鋭いツッコミをしてる室くんは、どこにもいなかった…。

室くん、滝沢歌舞伎にめちゃくちゃ馴染んでる。

 

お化け

昨年に引き続き、林くんの一人芝居。

タッキー主演映画『こどもつかい』を題材にしてます。壮大な宣伝です。

ホラー苦手なので、薄目で見てました。ごめんね、林くん。めちゃこわかったよ。

 

MASK

演目の繋ぎがとにかくニクイ。

ヒュウ~ドロドロ系のおどろおどろしさから、おどろおどろしい雰囲気へのスライド。おどろおどろしさの繋ぎ。

「お化け」を観て、イヤやーこわいよォ(;;)という心境のまま、大荒れの天気の中、山奥の城に迷い込んだ気持ち。この感覚は、すごーく記憶に残ってる。

 

おどろおどろしい感覚の繋ぎの中、大荒れの天気の中 → 城 → 城の一室に、一人の男が座ってる → 健さんだ! と、遠くから近くへ、自然と頭でカメラワークを切り替えてしまうような演出でした。フツーに舞台を観ているだけなのに。

 

この入り、間違いなくおどろおどろしい感覚だったのに、健くんが踊り出した(操られた)瞬間、三宅健という男に、圧倒されます。息が止まる。

 

「今までで一番難しい踊り」とJr.の誰かが言ってたMASKダンス、ついに完全版が観られて、感激もひとしおです。昨年のもそれはそれは素晴らしかったけどね、やっぱ違うパターンの踊りがあると知ってれば、見たくなるじゃないですか。

 

巨大な力に操られてたのに、最後は全て自分のものにしてしまう姿が、覇者としか言い様がないです。

 

変面

これは、毎公演恒例なのかな?一瞬でマスクの色が変わるのが、マジックみたい。トリックが気になる。

 

太鼓

みんな大好き腹筋太鼓の前に、タッキーと健くんの太鼓を叩く(?)パフォーマンスがあります。

なんで(?)かというと、タッキーは何種類もの和太鼓を文字通り叩いてますが、健くんは巨大太鼓の上に乗って、太鼓を踏んでます

な、なにを言ってるのか(ry 

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 許して。

 

シュール。巨大太鼓に乗ってるのもシュールだし、隣でタッキーは普通に叩いてるギャップが、またシュールです。

でも、健くんが袴を着て、タップを踏むかのように、太鼓を叩いてる(?)姿は、普通に、いや、ものすごくかっこよかったです。

袴を手で上げてるのも、なんかオシャレ。オシャすぎる。

 

腹筋太鼓は、やっぱり圧倒されました。何十人も一斉に太鼓を叩くと、音もすごい。なぜか、耳と喉に一番振動が伝わってた。新たな発見。

 

健くん、昨年に比べて太鼓上手くなってたよ!二の腕も太くてたくましかったよ!

そしてSnow Manの腹筋が見事すぎて、2階からでも肉眼で、シックスパックを認識できました。

 

浮世艶姿

すっごい宇宙(語彙力)

セグウェイ!電飾!なんじゃこりゃー!!

昨年も観たけど、それでも新鮮な反応をしてしまいます。でもこのカオス感、嫌いじゃない。まさに、エンターテインメント。

 

私が観た回では、横一列に並んで前に進むとき、健くんがいちセグウェイ分遅れてました。

 

楽屋

昨年は、Snow Manでしたが、今年は林くんと室くんによる、ケンタッキー紹介コーナー。後ろで、タッキーと健くんがお化粧してます。

昨年も今年も、この紹介だけは、台本読んでます感が出てて面白いです。室くん関西弁でした。『まいジャニ』で、見る室くんだ!こんにちは!

 

毎日、ケンタッキーが、日替わりでJr.からの質問に答えます。質問と回答は映像に表示されるので、二人は喋りません。

私が観劇した公演日。

自担の名前を聞ける日に入れた幸運。健くんと坂本くんの関係が可愛すぎる。

 

Boogie Woogie Baby

Snow Manのオリジナル曲。タッキーが200曲以上のデモから選び、A.B.C-Zの五関晃一くんが振付をし、健くんが衣装を担当したという、ジャニオタDD泣かせの曲。(嬉し泣き)

初見の印象としては、「Free!」のEDにかかってそうな曲でした。若さ溢れるフレッシュさと、イケイケっぷりがFree!っぽい。つまり、めちゃめちゃ好みで、めちゃくちゃ沸きました。

 

Snow Manで踊ってると、ついつい佐久間くんを目で追ってしまいます。どこにいてもすぐわかる。佐久間くんのダンス好き。

 

化粧

女形のための化粧。裏声で「滝子さん」「健子さん」と言ってる二人に、思わず笑ってしまう。

 

女形

ここぞとばかりに、野鳥の会になりました。タッキーが美しすぎる。斜め下を流し見する姿が、まぁ~~~色っぽくて!顔も綺麗で、所作も綺麗。ほんと綺麗で、思わずため息出ちゃうよね…。

 

健くんの女形は、恰幅が良い。

タッキーと比べても、健くん骨格しっかりしてるもんね…。もちろん細いんだけど、骨がしっかりしてるというか、細身集団V6の中でも、長野くんと健くんは、骨がガッツリしててモエ。着物を着たら、肩幅の広さを隠しきれなくて、またモエました。

 

ゲネプロの時は健くん曰く「ブスだった」ようですが、この日は確かにゲネプロの時より、可愛かったです。

健くんの女形は、気が強そうでいいですね。内に激情を秘めてる雰囲気が、この演目によく合ってました。

 

二人が捌ける時

昨年「裏で大股になって萎える」とタッキーにブーイングしてましたが、それは。

健くんガンバッテ!

 

「鼠小僧、夢小判」~笑いあり、涙なし~

昨年の舞台から一年後の世界ですが、大まかな話の流れは、同じです。

岩本 照くんが読み手となって、より物語調になってます。背が高くて、スタイルもいいから、見栄えがめちゃくちゃ良い。

 

記憶に残ってるところの箇条書き

 

・鼠小僧の中尾彬さんの声真似。似てる

・次朗吉さんが、お丸の店でバイトしてる。エプロン可愛い

深澤 辰哉くん演じるお丸が、今年も観客の脳内に焼き付く強さ

・室くん、滝沢歌舞伎の世界に馴染みすぎ

・柄が悪くて、小物のようなタダ者じゃないような、得体のしれない兄ちゃんの役が似合う

 

渡辺 翔太くん演じる犬が、美味しい役どころ過ぎる

・たまに舞台の世界から飛び出して、読み手の岩本くんに絡んでるのに、物語は壊してない

・戦いに乱入するお丸「ちょっと待って!!」

 BGM:『愛・革命』

 お丸「女と男のLOVEと書いて これを革命と読みます。

 愛して愛されて この永遠のテーマはGirl loves Boy から始まるのです。

 そして 革命時代…。」

 「今よ!!!!」

  今日イチ大爆笑した。

 

・『愛・革命』は、滝沢秀明作詞の偉大なソロ曲

・水の入った大樽を、鼠小僧と仙吉親分(健くん)がひっくり返すのは、何回見ても圧巻の一言

・ホースで男の大事なとこに、集中的に水をあてるやんちゃな仙吉親分

 

DVDで何回も観ましたが、若干変わってるとはいえ、何回観ても楽しいです。お丸が『愛・革命』のセリフを言うなんてズルい…あんなん大爆笑に決まってるじゃん…。

 

WITH LOVE

水面の上を女性ダンサーのバレエが舞い、桜と月が見える中、タッキーがしっとり歌う姿は、幻想的で美しい。

白いスーツに身を包み、タッキー・Jr.が出てくると、これぞ王道ジャニーズ!思いました。月夜の光が反射して、キラキラしてる。

 

Love

作詞:三宅健、作曲:滝沢秀明の一曲。

 

明るくて、でもちょっぴり泣ける、愛溢れる曲。今年も、生でこれを聴けて嬉しい!

最後にタッキーと健くん二人で、フライング。演舞場を舞う姿は、キラキラしてて元気が出ます。

 

今年も滝沢座長始め、本当に楽しい舞台でした。今年も観劇できて幸せです。

公演はまだまだありますが、誰も怪我なく無事に終えることを祈って。

 

グッズ

パンフレット、すごくよかった。写真は素晴らしい、インタビューも楽しい、最高じゃん!母が購入するからいいや~と思ってたけど、私も買えばよかった。

間違いなくパンフレットだけは、買った方がいいです。

 

今年もね、健くんのポスター買ってしまいましたよ。坂本担なんですけど。私のおやすみから、おはようまでを見守っててくれてます。

 

そして、健くんのクリアファイルと、ケンタッキーのクリアファイルもお買い上げ。

美しすぎた。美しすぎるのは罪。どうもありがとうございました。

 

昨年の「滝沢歌舞伎2016」レポ

v-simple.hatenablog.com