【2018】現場オブザイヤー&現場記録
2018年もお世話になりました。
新たに「フェイバリットな暮らし」となった当ブログを、本年もよろしくお願いいたします!
新年一発目は、毎度おなじみ現場オブザイヤー&現場記録です。
昨年同様、参加した舞台・コンサートの振り返りをしつつ、「現場オブザイヤー」として選出しました。好みはもちろんのこと、自分が座った席(見やすさ)や入った日の客席の反応や思い入れを考慮しているので、気楽に読んでください。
現場記録
総現場回数 6
2017年に比べ1/3の結果に。
誘われてても予定が合わなくて断ったのもあれば、行く予定だったのに仕事や体調不良で3回もドタキャンしてしまった。友人には本当に申し訳なく…。
ドタキャンした以外にも、他にも現場前に体調崩したり、人酔いしてグッタリしながら帰宅したりと、いろいろ大変でした。
ドタキャンした内のひとつは、テニミュのライブでした。加藤和樹(初代跡部景吾)や河合龍之介(初代日吉若)、さらに斎藤工(初代忍足侑士)がゲストの回を諦めた時は家でメソメソしました。行きたかったよォ~~;;;;
▼1月
*宝塚歌劇 雪組公演『ミュージカル ひかりふる路(みち)~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』
『レヴュー・スペクタキュラー SUPER VOYAGER! -希望の海へ-』
新年一発目は、宝塚歌劇でした。
雪組新トップコンビ望海風斗さんと真彩希帆さんの、東京劇場お披露目公演だったそうな。
1幕は、18世紀のフランス革命での立役者、ロベスピエールの栄光と没落を描いたミュージカル。
最初は民のために先導していたロベスピエールが、どんどん独裁的になっていく様は見ていて辛かったです。最期はすごくきれいだったなあ。宗教画みたいな神々しさがあった。
トップ娘役の真彩希帆さんは、ヒロインを演じるために生まれてきたかのような外見と声。
復讐のために生きる娘で、怒りと悲哀が透明感のある美しい姿から滲ませた様はまさにヒロイン。18世紀という背景にめちゃめちゃ似合ってて脳に焼き付いてます。
2幕は出航をイメージした、豪華絢爛なショー。
その中で、昔の恋人を探していたらギャングの愛人になっていたというシーンがありました。
再び引き寄せられ、駆け落ちを試みるも、ギャングの男に元恋人を殺されるところは、ものすごく鬱屈とした気持ちになりました。
1幕と合わせて、とにかく人が死ぬシーンが多かったので、すごくぐったりしてしまったことを覚えています。友人に「また人が死んだ…つらい…」ともらした記憶。
ショー自体は迫力あって美しかったんですけど、人がバッタバタ死んでく様を見るのは、生の舞台だからこそ当てられてしまいますね…。これは好みの問題なのですみません。
あと2幕でいきなり『アンダルシアに憧れて』が披露されて、めちゃくちゃビビりました。
宝塚でアンダルシアに憧れてを歌うって誰か教えてよ!!悲鳴が漏れそうだったじゃない!!
— 🍺チユコ (@v_simple38) January 6, 2018
ジャニーズのアンダルシアより宝塚の方がカルメンみが強くてギャングっぽい ジャケットプレイもあったよ
— 🍺チユコ (@v_simple38) January 6, 2018
当時のツイート見ると、とにかくヤバかったらしい。記憶は既にない。
あとTwitterでよくお見掛けする、男役の朝美絢さんは本当に美しかった…。
どこにいても目立つんですよね、華がある。キラキラというより、ギラギラって感じだった印象。そのギラギラをあの美貌で纏っているのが、とにかくカッコよくて美しかったです。
公式動画見てたら記憶が蘇ってきた。
2幕の魔女の宅急便 「海の見える街」のジャズアレンジ?(原曲かも)で踊るシーンが好きです。夜のお遊び感がオサレ。
▼4月
ありがたいことに3年連続で観劇。今年のが一番好き。
▼6月
新橋演舞場のと同じなら御園座はいいか、と思っていたけど、関西ジャニーズJr.の向井康二くんの出演が決まったので行くことにした公演。
行けてよかったなあ…と50回くらい思った。いろんな意味で。
▼9月
*ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 全国大会 青学vs氷帝
ラスト氷帝でした。都大会から見てきたので、なんともいえない感慨が。あれももう2年前だもんな…。
対して青学は主人公のリョーマくんはそのままで、他メンバーは一新。個性的な感じがあるので、頑張ってほしいなあと思います。
手塚歌うまかったな…演技もよくて私は好きです。出社していくサラリーマンのような貫禄があったけど。
初めて立見で観劇しましたが、全景見えるし意外と疲れなかったので、楽しかったです。
最後、キャストが客席に降りてくる曲があるんですけど、立見の端だったのでハイタッチできてプラスアルファうれしい。
▼10月
いい舞台だった~~!!ストーリーはハッピーな感じじゃないから、体力と気力を持ってかれるけど。
疲れるけどもう一度観たい舞台でもあります。観劇するたびに見え方が如実に変わりそうな舞台なんだよなあ。
▼11月
*TOP HAT
頭空っぽにして見れる舞台。感想ブログのタイトル通り、目で耳で肌で感じてこそより楽しめる作品でした。
ものすごくハッピーな幸せな気分になれた。
【2018】現場オブザイヤー
今年はライブに参加してないし、観劇した舞台も少ないので2部門のみ。
★舞台部門
ストレートプレイ・ミュージカルから選出。
★キャラクター部門
観劇した全舞台から、好きなキャラクターを選出。
好みはもちろん、席のみやすさ、私の体調と精神状態、観劇のタイミングも影響しているので、テキトーにお楽しみください。
舞台部門
■ノミネート
*宝塚歌劇 雪組公演『ミュージカル ひかりふる路(みち)~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』
『レヴュー・スペクタキュラー SUPER VOYAGER! -希望の海へ-』
*ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 全国大会 青学vs氷帝
*TOP HAT
次点
*TOP HAT
ハッピーになれる舞台でした。
女性陣のドレス姿は美しく、耳はとろけそうなほど贅沢な音、肌で感じる空気感、どれも堪能できました。
タップは見応えがあって、ミュージカルスターの坂本くんはエネルギッシュで、もうすべてに感謝。
個人的な話ですが、観劇するちょっと前に、私の物事の見方や受け取り方がめちゃくちゃ変わったから、目や耳や肌で今まで以上に感じ取ることができたのだと思う。
変わった後一発目の舞台が「TOP HAT」だったのは、本当にいいタイミングでした。
ああ、こういう舞台の見方もできるんだなあと視点が広がった。舞台をこれまで以上に楽しめると確信してワクワクしました。
新しい見方を提示してもらえた上に、舞台も素晴らしかったので選びました。
ベスト・オブ・舞台
*滝沢歌舞伎2018
迷ったけど2018年は、新橋御園座合わせて滝沢歌舞伎かな、と。
牛若丸と弁慶の出会いのシーンは本当に美しかった。牛若丸がスーツだから、現代的な新しい義経像であるのに、平安時代にタイムスリップしたかのような幻想的な光景。
幻想的すぎて走馬燈のような感覚さえあった。
3年連続観劇し、今年が一番よかったと胸を張っておすすめできる舞台であるという大前提の元、何回回顧したか分からないくらい思い入れが強かった。
2018年唯一の遠征(東京は遠征の内に入らない)で、名古屋で劇場入る前に既に(来れてよかった)と思いふけり、観劇後は来てよかった~~~!!!と感激し、タッキー引退発表で「ほんと行けてよかったね…」と母と言い合ってました。
タッキー・健くんそして、名古屋まで私たちを連れて行ってくれた関ジュ向井康二くん、本当にありがとう。巡り合わせに感謝しかない。
キャラクター部門
男女別に分けようかと思ったが、観劇回数が少ないので例年通り一緒くたにします。
次点
*ベイツ(浅野和之)- TOP HAT
言葉は多くいらない。出てくるだけでワクワクする男。
真顔で面白いことやるのずるい。好き。
舞台「二十日鼠と人間」の登場人物はみんなそうなんですが、人間らしい人間です。キャラクターだけど立体的に人間の側面を表しているので、観劇する人、観劇する時で全然違う見方ができる。
その中でも、頭が良く社会性があって、理性的でありながら感情的で、自分の武器を知ってる強さを持ちながら、情に厚くて弱く悲しさを素直に出す男に心を掴まれました。
この役は本当にいい役だった。脳にね、姿が鮮明に映るんですよ。役が生きてました。
キャラクター・オブザイヤー
*マリー=アンヌ(真彩希帆)- 宝塚歌劇 雪組公演『ミュージカル ひかりふる路(みち)~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』
宝塚雪組トップ娘役の方です。
ジョニーのところで脳に姿が鮮明に映るといいましたが、2018年の中で一番鮮明に記憶に残ったのがこの方です。
ヒロイン役をするために生まれてきたような、圧倒的なヒロイン力。
マリーが憎悪を滲ませながら声を荒げるところが、脳に焼き付いて離れない上に声がちゃんと再生されるんです。こんな感覚初めてです。
透明感のある可憐で美しい外見から、吐息多めの澄んだお声で、憎悪と悲哀を表現されたらそりゃ記憶に残るわ~とも思うんですけど。外見通りの可憐な役立ったらここまでの衝撃はなかったと思う。
一年ぶりに先述した動画を見ても、記憶と一切違いなかった。また生で観たいと思わせる方でした。
2019年の現場によせて
2018年はとにかく体調管理に難アリだったので、健康第一に楽しく現場に行き、楽しく帰宅したいです。帰宅するまでが現場。
私の感覚もかなり変わったので、これからの現場も楽しみです。
2019年もいい年になりますよに!