V6ライブの超私的オススメ
みなさん元気ですかーーー!!??(マイクを向ける絵文字)
コロナの影響で現場はなくなったのに仕事は変わらず、ブログやTwitterにアウトプットすることも飽きてしまい完全に消息不明でした。(いつもの)
ついに発表されましたね。
Johnny's World Happy LIVE with YOU | Johnny's net
関西ジャニーズJr.がいないのが残念無念ですが、V6とSnow Manが出演する初日と最終日(メンバー向井康二の誕生日!)を購入しました。
先日のYouTubeで配信されたライブには、V6もSnow Manも出演しなかったので、めっちゃ楽しみです。
しかも見てくださいよ。V6の出演日グループ。
嵐 と キンプリ 。
嵐とキンプリって!!!!!!事務所内ダントツのファン数をもつ嵐と今をときめくキンプリ!!!!! サーバーの心配しちゃう!!
なぜ初日にこの3グループなのか。
ファンはまあ見るからいいとして、ファン以外にも見てもらうグループと考えたときに、いわずもがな事務所の看板の嵐。
次期エースどころか既に大エースのキンプリ。
そこと組ませて一般からの興味を惹くのがV6と期待されているのかもしれません。
学校へ行こう!のバラエティを始め、各メンバーがそれぞれのフィールドで活躍してるので、幅広い世代に一般知名度が高い。
周りの例で恐縮ですが、祖父母世代には「イノッチと岡田くんがいるグループ」で通じるし、上の世代の職場の人はグループ名や個人活動で名前を知ってくれています。
且つV6のライブって、めちゃくちゃいいんですよ。
私がファンになった2015年、オススメのライブ円盤を聞くと「直近10年のライブはみんな良いよ」と回答が返ってくるくらい。その回答に偽りは無かったんですけど。
これは各グループ思ってると思いますが、V6のライブの良さを知っている身としては、最初にグループ分けを見たときに「嵐とキンプリファンにV6のアイドル性やライブの良さがまた知れ渡ってしまうな…」と思いました。
という訳で、V6のライブのここがよかった!語りたい!というところだけを書きました。
*レポではない
*まとめでもない
*語りたいところだけ語る
*自分の好みと癖【ヘキ】に忠実
*当時のライブのレポで書いた話もあるけど、その時とは価値観や言葉のチョイスが変わったので、大サビだと思って聞いてください
普通にネタバレしまくってるので、ネタバレしたくない人はそっ閉じしてください。
- V6 LIVE TOUR 2017 The ONES
- V6 live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny!
- V6 LIVE TOUR 2013 Oh!My!Goodness!
- テレビ朝日ドリームフェスティバル
V6 LIVE TOUR 2017 The ONES
アルバム「The ONES」を引っ提げて、現時点(※2020年6月)で最新のライブ。森田剛くんも言ってたけど、最新が最高だと言えるのがV6のライブ。
映像との組み合わせが非常にオシャレで、他のジャニーズのライブと比べるとかなりシンプルです。
私的キーワードは「静」「熱」「幸」。
「静」かな情「熱」という言葉がしっくりくるライブです。赤い炎ではなく青い炎。
盛り上がるんだけど、パフォーマンス自体が熟練の侍というイメージ。
「幸」はそのまま、長野くん45歳の誕生日公演に収録されたのもあり、非常に幸せで愛のある空間を指しています。
刀を抜く一瞬の静けさのような雰囲気もありながら、祝福に溢れた空気感もあり、その両方やふり幅がこのライブの大きな魅力です。
このライブは他グループが見学に来てくれていて、ンスピレーションを受けて演出したと言ってくれることが多い公演でした。 観測する限り、該当ファンにも好評だったのでニヤニヤしました。
アルバムを引っ提げてのライブは、アルバム曲と既存の曲を合わせたセットリストの組み方が醍醐味の一つです。
※ここからネタバレ※
アルバムの一番最後の『The One』をアンコールの1曲目に持ってくるのは、終わりなんだけど始まりを感じ、V6のわちゃっとしたパフォーマンスも相まって不思議な多幸感がありました。
そしてなんといっても後半のセトリ。
『SPARK』→『MANIAC』→『レッツゴー6匹』の流れは、ライブを観た当時も散々語ったのですが、大サビなので何回でも言います。
まず『SPARK』。
SPARKを一言でいうと、スタイリッシュ応援歌。V6のイメージと言えば応援歌も方も多いですが、スタイリッシュ且つ現代版に進化しています。
初っ端「心を亡くしたHumans」という歌詞で、どういう人間に向けていっているのかフォーカスが当たる。
V6はストーリーテラーっぽさもあり、あくまで当事者ではなく外野の人間なんですね。
歌詞を追うごとに、人ごみに逆らい群像劇の中から飛び出す様が想像ついて、それを外野のV6が発破をかけているのがかっこいい。
バッキバキなダンスナンバーなのもあり、全体としてはめちゃくちゃスタイリッシュなのにどこか汗のにおいがするんですよね。
人生経験を重ね個人としてもグループとしても円熟しているV6だからこそ響く歌詞に仕上がってます。
この次が『MANIAC』。
タイトル通り、マニアックな人への応援歌。
『SPARK』が外野のV6が応援してくれているようだと前述しましたが、こちらは外野っぽさもあり、V6自身への応援歌のような感じもあります。
というのも一ファンとしては、V6がジャニーズの中では全員が前に前にというタイプではなく、職人肌なメンバーで構成されたグループです。言い換えればマニアック。V6自身もMCに司会に大活躍の井ノ原快彦を「人見知り」と評するくらい。
マニアックというのはある種の孤独でもあると思ってて。それが『SPARK』の歌詞
「孤独のアイデンティティ ここに光あれ」に通ずるところがあります。
それを他でもない、20年以上V6をやってきたV6だからこそ染み渡る表現だと思ってます。
この曲なぜか後輩が結構カバーしてくれてまして、関西ジャニーズJr.全体で歌い踊るのも観たときは、他にもめちゃめちゃかっこいい曲がある中『MANIAC』!?とビックリしました。
一見おもしろい曲かな?というタイトルだけど、その実純粋な応援歌で、ちゃんと踊るっていうのがこの曲の肝だと思ってます。配信でぜひ見てほしい。しっかり踊ります。
で、この次が『レッツゴー6匹』です。
井ノ原快彦プロデュース、レキシ作詞作曲、全部全員ユニゾンの一曲。
『MANIAC!!』が終わり、足跡が鳴り響き、何が来るんだ?とワクワク期待を膨らませたところで、
「はじまるよ~「はじまるよ~「はじまるよ~「はじまるよ~「はじまるよ~「はじまるよ~~~~~!!」
天才か?
あんだけカッコよく焦らして!かっこいい曲のイントロがかかると思いきや!「始まるよ~」って!!輪唱!!!!!
この曲は、V6の今までのシングルタイトルが散りばめられた、V6によるV6ファンのためのV6の歴史の歌。
それを、それを『MANIAC』の次に持ってくるっていうセンスが最高。
尚且つこの曲は、デビュー当時のように全員ユニゾン。最初と最後だけ和音。
この曲の2番からトロッコになるけど、そのあとがシングル曲メドレーになるのがまたいんだよね…。
シングルタイトルでノスタルジーを感じた後に来るのがシングル曲メドレーってこれ以上の正解があるか?
メドレーも90年代・00年代・10年代の曲を楽しみ、トロッコから降りてセンターステージに集合して歌い踊るのがデビュー曲でさ…そしてメドレーの〆が自身最大のヒット曲の『愛なんだ』っていうのがさァ……。
見れば見るほどV6のセットリスト奥が深い。大好き。
V6 live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny!
こちらは2011年に開催された、通称セクバニコン。
ファン人気圧倒的1位といっても過言ではないライブツアーです。
なんでこんなに人気かというと、とにかく歌い踊りまくるB面ライブだからです。V6ファン、とにかく踊りまくるライブ大好き。
私的キーワードは「濃」「踊」「挑」。
震災で電力節約のため大きなスクリーンを使わず、360度のセンターステージをメインステージと挑戦的だし、とにかく踊りまくるし、なんというか全体に濃厚なライブ。
それまでのV6ライブって応援歌が多いのもあり爽やかさがあったのですが、それまでとは全く違う色になってます。
それを一言で表すと「濃」。密度や色が「濃」い。爽やかじゃなくねっとりセクシー。湿度も高め。
正直このライブは全編見どころなんですが、変幻自在なステージングも最高です。好きなステージングは『Crank it up!!』。めちゃめちゃかっこいい。
※ここからネタバレ※
後半ソロ曲終わりからの怒涛の恋愛ソング6連発セトリが最高。
それぞれ違う愛の形を歌ってます。
『You Know?』
不確かな愛のカタチ。暗め。
『Air』
不確かだけど不安を乗り越えて結ばれる。
V6きっての珠玉のラブソング。
『Supernova』
一夜だけのお遊びに夢中になってる。
歌詞を引用すると カラダは「Go!!」アタマは「No!!」 って曲。
ライブ初披露曲。実は振りが3パターンあるが、1番簡単な振りだがめちゃめちゃセクシー。
通常版でマルチアングルが観れます。最後の香水を振ってジャケットを着てズボンに脚を通す振りが一夜を過ごした朝を感じられて超絶セクシャル。
『GUILTY』
誰が決めた出会いの順番 やり切れない という歌詞が光る。
切なくも甘くも苦しんでる。
『逢いたくて』
失恋ソング。泣いて一人で歩き出す。
『明日の傘』
結婚した。
本編最後の曲。
感情のジェットコースター過ぎない? 聞いてる方の身にもなってよ!!(好き)
これは一連の物語というより、愛のオムニバスに近いです。
それぞれ独立しているんだけど、愛というテーマの元構成されてるセットリストで、それぞれに明確な繋がりは無いんだけど、こうやってみると一味違った味わいがあります。
蛇足ですが『GUILTY』までの4曲は怒涛のダンスナンバーです。
電話鑑賞会した友人(NEWS担)に「V6終盤まですごい踊るね!?」と言われました。本編もアンコールも最後まで踊りたっぷりだから…。
V6 LIVE TOUR 2013 Oh!My!Goodness!
とにかく私の癖(ヘキ)に刺さるライブなので紹介する。
舞台セットもセットリストも公演を重ねるごとに変わっていきました。
私的キーワード「踊」「尖」。
セクバニコン以上に踊る踊る踊りまくるコンサートです。
ソロ曲もユニット曲も無く、6人全員が出ずっぱりのライブになります。
セクバニコンは挑戦的だったけど、このライブは「尖」っているって印象です。
というのも、引っ提げたアルバム「Oh!My!Goodness!」が、めちゃめちゃ尖ったアルバムなので、おのずと演出もオッ!?と目を惹くパフォーマンスが多かったです。
※ここからネタバレ※
このライブの何が刺さるって終わり方なんですよ。
私はとにかく「終わりよければすべて良し」の傾向が強い。終わりだけでなくド頭からの伏線を回収した終わりはも~~~っと好き。
OMGコンは本編終わりが今まで観たライブでいっちゃん好きなのと、繋がりを感じる伏線がめちゃくちゃ刺る。
本編1曲目、『FAKE』を歌い登場するV6。
V6というシルエットがまず強い。クールな楽曲が最高。
そもそもアイドルのライブのオープニング曲がフェイクというのが痺れます。
仮面をつけた人が隠すことの苦しみと打ち明けたい気持ちのゆらぎを表していて、最終的には覚悟を持って十字架を背負っていく。
という曲を、<V6>と書かれたモニュメントを背負って登場するんですよ。これだけでゾクゾクしちゃう。
次にV6モニュメントが登場するのは、後半の最後の方。
V6交響曲というべき、6分6秒のシングル曲『kEEP oN.』。
タイムスリップして過去の自分に会いに行く曲で、メンバーの幼少期の写真が映像に使われたり、サビで何度も繰り返される KEEP on dancing という歌詞は、デビュー曲『MUSIC FOR THE PEOPLE』の Music Foe The Pepole Dancin' からどれだけ年を重ねても絶えず続けてくれたことを示しています。
過去のV6が踊ってる映像をバックに踊る今(2013年)のV6、めちゃくちゃかっこいいんだよ…。
最後のアウトロでモニュメントが、V6のバックで光っている様が、今までもこれからもV6であると提示してくれてとても嬉しかったです。
当時も嬉しかったけど、解散や休止という選択がある今だからこそ、なお染みる演出だと思います。
このあとシングル曲のメドレーが入り、本編の最後の曲『ミュージック・ライフ』になります。
血眼になって探したけど視聴すらなくて泣いた。
音が体の中からあふれ出す感じで、音楽って楽しい!音楽のある人生って素晴らしい!!って気持ちになる曲です。
長年いろんなジャンルの楽曲を届けてくれたグループの根幹であり、キラメいてるしキラキラしてるしワクワクさせてくれます。
音楽は彼らの人生の一部であり、着実に積み重ねたからこそ説得力をもって歌っているのに、なぜだか不思議な浮遊感がある。
大サビ前
(坂本)とても大きな力に
(森田)導かれてきた
(長野)不思議な巡り合いを
(全員)重ねて
(三宅)音楽は
(井ノ原)こころとこころを
(岡田)震わす魔法さ
(全員)MUSIC IS MAGIC
バレーボールの為に作られたグループであるV6が、これを歌ってる今のV6と重なって、泣きたくなるくらい震えてしまう。
V6が巡り合ってくれてありがとう。私と出会ってくれてありがとう宇宙って気分です。
そんな楽曲の最後、オープニングで寄り添ってたV6のモニュメントに、オープニングと同じ位置に戻り、笑顔でこちらに大きく手を振りながら、階段を駆け上がっていくような楽器の音に合わせて幕が閉じます。
『FAKE』で始まり『ミュージック・ライフ』で終わる。
あまりにも美しいライブのエンドロールじゃない?
まあこの後のアンコールでバリバリ踊るのですがそれはまた。
尖ったライブでありながらこのエンディングはずるいでしょ…今まで観たライブでぶっちぎりNo.1です。
テレビ朝日ドリームフェスティバル
テレビ朝日主催で毎年開催されている、ドリームフェスティバル。
2016年に初参加した際のライブ映像です。
「V6気になるんだよね~」と言われたら絶対勧めるのがこれ。
ファンから見てもめちゃめちゃ良かった上に、初めて見た一般の評判もすこぶる良くて、人生で一番パブサしました。
フェスなのでバンドの出演者も多い中、フェスに寄せるのではなく、ジャニーズ事務所のアイドルグループV6のライブを45分で堪能できます。
私的キーワードは、「楽」「喜」「軽」。
楽しませ楽しみ、喜ばせ喜び、ライトに楽しめるV6のライブです。
ライトっつっても「ホームのV6のライブ2時間観たのか?」というくらいボリューミーなんですけど。
※ここからがっつりネタバレ※
何度見ても思うのは、やはりセットリストがめちゃくちゃうまいよなあと。
基本的に一般認知度が高い曲というのは、テレビでもよく歌ってくれるため、ファンからすると「いつもの」「嫌いじゃないけどもっとかっこいいV6を見たい/見てほしい」になりがちですが、ファン以外は「知ってる曲を聴きたい」と思います。逆もしかり。
さらにフェスという性質上、V6にまったく興味のない人もいる中、どうやって楽しんでもらえるのか、さらにV6を知ってもらえるのか。
さらにファンが喜んでほしいと思うと、セトリを考えるのも大変です。二兎を追う者は一兎をも得ずになりかねない。
そこで、デビュー曲から始まりドラマやCMの主題歌メドレー4曲、小粋なMC、こんな一面もあるんですよ曲(ファン人気の高いかっこよくてダンサブルな曲)3曲、MC&衣装替え、最新2曲、一般認知度が高く人気な曲3曲、誰もが知ってる愛なんだ&WAになっておどろどうというセットリストは、ファンと一般の最大公約セトリだったのではないでしょうか。
V6を知らない人にも楽しんでもらえて、且つファンの満足度が高いという、二兎を追って十兎くらい網にかかってる。
さらにいうと、いわゆる完成された鑑賞する曲と、声を出したり踊ったりする盛り上げ曲もバランスよく組み込まれているのがほんとにすごい。
このセットリストを考えた三宅健はやっぱり最高。
ニクイな~~と思ったのは、ほとんど1番だけの中、ウルトラマンティガの主題歌は間奏と大サビを入れてきたところ。なにが人気か健くんはよくわかってる…。
さらに移動型スクリーンとトロッコ持ち込みもすごくよかったです。
やっぱり興味のない人だって、ジャニーズが近くに来たら手ェ振っちゃうんだよな。わかるよ。
このライブ映像、アルバムの初回盤に収録されています。
avexなのでまだ買える。やったー!人におすすめしまくれるぞ!
The ONES【初回生産限定盤B】(CD+DVD)|V6|mu-moショップ
avexの直営店リンクです。
今回は、ジャニーズファン以外ではなく、嵐・キンプリが好きなジャニオタが相手なので、また違うセトリの組み方だと想定できますが、どういったライブになるのか今からワクワクがとまりません。
V6ファン以外の方もぜひ見ていただければなと思います。